「最高の睡眠って、どうしたら取れるんだろう?」
「早く寝なきゃいけないのに、いつもダラダラ夜更かししちゃう」
「睡眠に良い習慣って、どういうのがあるんだろう?」
人生の三分の一を占める「睡眠」は、健康的な生活を営む上でとっても大切。
しかし、仕事や自由な時間と同じくらい大事なはずなのに、いつも後回しにされがちです。
そのため、今回は『スタンフォード式 最高の睡眠』という睡眠にまつわる本をご紹介したいと思います。
こちらは、「最高の睡眠をとる仕組みや方法」について書かれたビジネス書。
本記事では、この書籍を参考に「ろうどうしゃくんたち」に睡眠に気をつけることの素晴らしさを語ってもらいます。
「いつも眠たくて頭がスッキリしない」という方に、自分の睡眠を見直すきっかけにしていただけたらうれしいです!
睡眠って、大事
ー出勤ー
おはようございま〜す。
あ、おはよ〜って、あれ?
ろうどうしゃくん、目の下のクマがメジャーリーガーみたくなってるわよ!
いやぁ〜最近よく眠れなくってさ。
今日も寝つけたのが朝の4時くらいなんだよね。
今は朝の9時だから…5時間しか経ってないじゃない!
よくそんな体で出勤できたわね。
私なら仮病で休むわ。
やっぱり、責任持って仕事しないとね(キリッ)。
ろうどうしゃくんったら、偉すぎるわ…。
でも、寝つけないのは心配ね。
原因がわからないんだよね…。
この頃はお酒の力を借りたり、眠気が来るまでスマホをいじったり、疲れて眠れるように寝る前に運動したりと、色々工夫はしてるんだけど…。
…。
今の会話から推測するに、ひょっとしたら「ろうどうしゃくんの習慣」に寝つきが悪いヒントがありそうね。
えぇ〜?
ぼくそんな変なことしてるかなぁ。
寝る前にやっちゃいけない行動Top3に入る行動を全部やってるわよ。
そうなの?
まぁ、平日眠れてないぶん、休日は夕方までぐっすり寝て、睡眠を取り戻そうとはしてるんだけどね。
ろうどうしゃくん、睡眠にまつわる悩みもストレスも、「量の確保」では解決しないのよ。
え、どういうこと?
今の言葉は、「スタンフォード式 最高の睡眠」というビジネス書の引用よ…。
つまり、たくさん眠ったところで、最高の睡眠は得られないってこと。
ろうどうしゃくんは、夕方まで寝て「最高に気持ちいいー!」ってなったことある?
いや、いつも「なんでこんな時間まで寝ちゃってたんだろう…」という後悔と共に起きてるよ。
そうでしょ。
「良質な睡眠」と「良質な覚醒」はセットになっているの。たんに量を求めてだらだら眠ってたら、調子が崩れちゃうわよ。
ぼくは一体どうしたらいいんだ…(絶望)。
この本によると、「睡眠には法則がある」らしいの。
レム・ノンレムの周期にかかわらず、睡眠の質は、眠り始めの90分で決まる。「最初の90分」さえ質が良ければ、残りの睡眠も比例して良質になるのだ。逆に最初の睡眠でつまづいてしまうと、どれだけ長く寝ても自律神経は乱れ、日中の活動を支えるホルモンの分泌にも狂いが生じる。どんなに忙しくて時間がなくても、「最初の90分」をしっかり深く眠ることができれば、最高の睡眠がとれるといっていい。
引用:『スタンフォード式 最高の睡眠』西野精治 P9
90分で戦いが決まる!って、サッカーの試合みたいだね。
90分のために、しっかり準備しなきゃいけないっていうところもサッカーみたいよね。
結局、睡眠って具体的には、どんな影響を体にもたらしてくれるの?
睡眠の効果は下記の通りよ。
・脳と体に「休息」を与える
・「記憶」を整理して定着させる
・「ホルモンバランス」を調整する
・「免疫力」を上げて病気を遠ざける
・「脳の老廃物をとる」
引用:『スタンフォード式 最高の睡眠』西野精治 P69
睡眠って、めちゃくちゃ体にいいんだね。
そうなの。
だからこそ、「どうしたら良い睡眠を取ることができるのか」という意識を持たなくちゃいけないのよ。
ぼく、いつも布団の中に入っても眠れないんだけど、健康な人ってどんな感じなの?
この本によると、「健康な人の場合、目を閉じてから10分未満で入眠する。心拍数がだんだん落ち着いて、交感神経の活動が低下し、副交感神経優位になっていくのだ(P98)」とあるわ。
布団に入ってから10分未満に眠ることができたらめちゃくちゃ気持ちいいだろうな〜
「『活動時は交感神経、休息時は副交感神経』と自律神経の役割交代がスムーズに進むと、脳も体もリラックスし、しっかり休息をとることができる(P103)」ともあるわね。
ぼくは交感神経と副交感神経が上手く交代できていないから、寝つきが悪いのか…。
「最初の90分」に上手く眠れたら、どんなメリットがあるの?
最初の90分に上手く眠れた時に得られるメリットは下記の3つよ。
・寝ているだけで「自律神経」が整う
・「グロース(成長)ホルモン」が分泌する
・「脳のコンディション」が良くなる
引用:『スタンフォード式 最高の睡眠』西野精治 P103
いいなぁ。
ぼくも寝つき良くしたいよ。
この本によると、寝つきを良くするポイントは以下のようね。
・就寝時間と起床時間を固定する
・皮膚温度を上げ、熱放散して深部体温を下げる
引用: 『スタンフォード式 最高の睡眠』西野精治 P128
ぼくは「スマホをいじりながら、眠くなるまで待つスタイル」だからいけなかったのか。
誰がどう見ても問題あるスタイルよね…。
この本の結論は、睡眠は「量」ではなく「質」で決まるということなの。
最初の90分が深い眠りになるように、自分なりのスタイルを科学的に突き詰めたいところね。
サウナに入った日の寝つきがいいのは、ポイントの「皮膚温度を上げ、熱放散して深部体温を下げる」に関係がありそうだね。
ぼくも寝る前にスマホいじるのはやめて、良質な睡眠をもとめてみます!
頑張ってまた健康的なろうどうしゃくんに戻ってね。
まとめ
ろうどうしゃちゃんおはよー!
あ、ろうどうしゃくん。
目の下のクマがすっかり良くなったね。
寝る時間と起きる時間を決めて、できるだけ毎日サウナに行くようにしたら、良く眠れるようになったよ!
ろうどうしゃくんの良いところは、人のアドバイスをすぐ聞くところよね。
体の調子も良くなったことだし、今日は久々に一緒に帰らない?
うん。
近所のサウナに寄って帰ろうよ!
いい考えね。
それじゃあ、また後で!
またね!