
「知らない人と話すのが苦痛」
「もっと社交的になりたい」
「上司や同僚と何気ない会話を続けたい」
雑談って難しいですよね。当たり障りのない会話をするだけなのに、どうしても話が続かないことはよくあります。
そこで、今回はビジネス書『超雑談力』をご紹介!
こちらは、雑談のコツをすぐに実践できるカタチで教えてくれる本です。
この記事では、そんな『超雑談力』の魅力を「ろうどうしゃくんたち」が楽しく解説。
「人とうまく話せない」とお困りの方は、ぜひご参考ください♪
雑談力って、何?
-社内-

ハァ〜。

どうしたの?ろうどうしゃくん。大きなため息なんかついっちゃって。

ちょっとね、人間関係に悩みがあって。

あら、大変じゃない。
もしかして、会社でイジメ!?

いや、実は人づきあいで悩んでて…。

嫌がらせでもされてるの!?

違うの。
最近、初対面の人と会うことが多いんだけど、会話が続かないのが悩みなんだよね。

会話が続かない?

そうなの。
とにかく話が弾まないんだよね。

ろうどうしゃくんって、けっこう社交的なイメージがあったけど、そんな悩みを抱えていたのね。

意外と繊細なんだよ。

自分で言うのはどうかと思うけど、そうなのね。
社会人になってから初対面の人と雑談する機会って、あまりないけど、ろうどうしゃくんは最近どこ行ってるの?

サウナでよく知らないおじさんに話しかけられるんだけどさ。
裸のおじさんと話すことなんて、特に何もないんだよね。

また身も蓋もない話ね。
そしたら、ベストセラーのこれ読んでみる?

この本なぁに?

人づきあいがラクになる「雑談」の方法を教えてくれる本よ。

なんか頼もしいね。

ろうどうしゃくんは「雑談の目的」って、何かわかる?

え、雑談に目的なんてあるの?

この本によると、「雑談の目的」とはずばり「人間関係の構築」にあるの。雑談のシチュエーションは色々あるけれど、すべての雑談は、会話を通じてお互いの警戒心を解き、スムーズで円満な関係にシフトするのが目的なのよ(参照:五百田達成. 超雑談力 人づきあいがラクになる 誰とでも信頼関係が築ける (Japanese Edition) (Kindle の位置No.237). Kindle 版.)。

なるほどね。会話のラリーが大事ってことか。

そうなの。「雑談におもしろい話や結論は要らない。ただただ、続きさえすればそれでいい(参照:五百田達成. 超雑談力 人づきあいがラクになる 誰とでも信頼関係が築ける (Japanese Edition) (Kindle の位置No.258). Kindle 版.)」とも書いてあるわ。

ただ続きさえすればいいか…。
たしかに、ぼくは「面白い話」をしようと気張ってたかも。

この本によれば、雑談にはこれさえ知っておけば怖くない、7つの基本ルールがあるの。
1.ただ会話のラリーを続ける
2.気持ちをやりとりする
3.エピソードや経験談を話す
4.肯定して共感する
5.大きなリアクションで一緒に楽しむ
6.会話が途切れたら「自分に近い話題」に引き戻す
7.ほどよいところで切り上げる

へぇ。
雑談にもルールがあるなんて、なんだかスポーツみたいだね。

そうね。ただ、スポーツと違うのは、雑談はテクニックさえ身につければ誰でも身につけることができるってことかしら。
必要なのは「慣れ」ということね。

パラ読みしたら、「初対面編」「職場/ビジネス編」とか、さまざまなシチュエーションに役立つ会話フレームが書かれてるんだね。

そうなの。さっき言った雑談に役立つ「7つの基本ルール」についても詳しく本の中に述べられてるわよ。

でも、役立つポイントをたくさん知っても、実戦で思い出せるか自信がないなぁ。

大丈夫。細かいニュアンスのコツは色々あるけど、大きく分けて下記の3つを頭に入れておけばなんとかなるわ。
・返答や反応はポジティブに!
・自分の会話は3割。相手の会話は7割の配分を意識!
・気持ちのやりとりをする!

返答や反応はポジティブに、か。
たしかに「お前は間違ってる」とか「ハァ〜?」とか雑談中に言われたらイヤだよね。

どういう理由があっても、ネガティブな意見を押し付けてくる人って、イヤよね。
だからこそ、雑談中は「肯定的な共感」を意識する必要があるの。

自分の会話は3割に留めとくっていうのも、なんとなくわかるよ。
だって、ずっと自分語りしてる中年となんか、誰も話したくないもんね。

そうそう。
おじさんって、たいてい自分のことしか話さないもんね。

気持ちのやりとりっていうのはどういうこと?

調べればわかる情報を話すんじゃなくて、「ヤバい〜」とか「だよね〜」とか、そういう感じたことを言葉にするってこと。

なるほどね。「ギャルになればいい」ってことか。

ちょっと違うけど、だいたいそんな感じね。

わかった!
それじゃあ、この本を借りて読んで、今度の週末サウナで実践してくるよ!

頑張ってきてね♪
Amazonが提供している、本の読み放題サービスでも『超雑談力』を読むことができます。「月に1冊は本を読む」という方は、こちらのサービスもおすすめです。
エピローグ
-週明け-

あ、ろうどうしゃくん、おはよ〜

ろうどうしゃちゃんおはよ〜

ところで、週末のサウナの結果はどうだった?

うん!ガッツリ雑談できたよ!

お、大成功じゃない。

生まれ変わったかのように、たくさんの人と話せちゃった。

もうろうどうしゃくんは立派な「雑談マン」ね♪

そうなんだよ。
でも、一つ悲しいことに気づいちゃった。

ん?一体どうしたの?

おじさんってみんな同じような会話しかしないなって。

それな〜