
「ライカを持つと、最終的にM型ライカが欲しくなる」
ライカQを購入した当時、ライカを所有する友人に言われたのがこの言葉でした。
それから4ヶ月後。ライカにまつわる情報を、浴びるように漁っていた自分は、早くもこのようなことを思っていました。
「ライカQちゃんもいいけど、M型ライカも欲しいな…」
一度この思いに取り憑かれると、払拭するのは簡単ではありません。雑念を振り払おうと、ランニングやサウナで懸命に体を酷使しても、脳裏に浮かぶのは、ライカ、ライカ、ライカ…。
まるで、いい年して恋に浮かされてしまったかのようです。
無駄遣いはいけない。しっかり計画的に貯金をして、将来的にM型ライカを買うんだ。そう決意した1週間後…

「貯金して何年後かにM型ライカを買うより、ローンでもう買っちゃったほうがいいんじゃない? 時間は戻らないよ?」
この悪魔の囁きには敵いませんでした。親もいつまで長生きしてくれるかわからないしね。限られた時間を良いカメラでしっかり残しておきたい。
そんなこんなでライカM10を手にした私は、月々の返済に怯えつつ、ワクワクドキドキな気分で日常を送ることになりました。
Leica M10って、何?
ライカM10(Type3656)は、2017年1月28日に発売したレンジファインダー式デジタルカメラ。
当時の価格は税別で850,000円。
有効画素数は2,400万画素で、フルサイズCMOSセンサーを搭載しています。
ボディカラーはブラックとシルバーがあるのですが、ライカQちゃんがブラックということで、自分はシルバーを選びました。
購入はマップカメラ。
箱とホットシューがなかったので、その分お安くなっていました。ホットシューは後日ライカストアで購入。
レンズは予算が足りず、Carl Zeiss(カールツァイス)の『Planar T* 50mm F2 ZM』をチョイスしました。
いずれはズミクロンやズミルックスを手に入れたいと思いつつ、まずはこの構成で思い出をたくさん残していきたいです。
もちろん、ライカQちゃんも並行して使い続けていきます♪
ちょっとした作例
下記は全てライカM10とPlanar T* 50mm F2 ZMで撮影した写真です。




まだまだレンジファインダー式には慣れませんが、持っていて楽しいカメラというのはかなり写真欲が高まります。
今後も、たくさんライカM10で写真撮影を楽しんでいきたいと思います。