
「ビジネスで役立つ知識をカンタンに知りたいな」
「ダラダラ話さないで、短い時間で相手に必要なことを伝えたいよ〜」
「もう少し仕事を効率化して進めたい」
週5日、8時間以上働くのを何十年も続けるサラリーマンの日常。
人生の大半を割いているのが「仕事の時間」なだけに、どうすれば「結果を残せるようになるか」といったことに大きな関心を寄せていることと思います。
本日取り上げるのは、『コンサル一年目が学ぶこと』というビジネス書。
2014年に発売した本ながらも、いまだにビジネス書特集で取り上げられる本です。
本記事では、そんな『コンサル一年目が学ぶこと』の魅力を「ろうどうしゃくんたち」が楽しくご紹介。
「実戦ですぐ使えるスキルを学びたい」という方は、ぜひ参考にしていただけたらうれしいです!
「コンサル一年目が学ぶこと」って、何?

ろうどうしゃちゃ〜ん
今時間ある?

何?
結論から言ってよ。

なんか当たり厳しいなぁ…
え〜と、なんだっけ。

こっちはPDCAを高速で回すのに忙しいの。
いつまでも学生気分のままでいないでよね(プイッ)。

あ〜行っちゃった…
ろうどうしゃちゃん、今日はいつになく意識高かったなぁ。
あれ?
ー数日後ー

ろうどうしゃちゃん、ちょっと時間いい?

何?

結論から言うと、今から行なうプレゼンの件で打ち合わせしたいんだ。
そのために必要な3つのポイントを述べさせてもらうね。
1つ目は…

…!
ろうどうしゃくん、“見たわね”…?

ろうどうしゃちゃんが、まるでコンサル出身者のように見える理由。
それはこの「コンサル一年目が学ぶこと」を読んだからだね!
著者経歴:1975年生まれ。慶應義塾大学卒業後、アンダーセンコンサルティング(現アクセンチュア)。株式会社ジョブウェブの創業を経て、株式会社ティンバーラインパートナーズ代表取締役(現職)、株式会社タグボート監査役(現職)、一般社団法人日本デジタルマネー協会理事。現在は、ビジネスコンサルタントとして、作家、ブロガー活動を通じて情報を発信している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

よく気づいたわね。
その通り。
私は富と名声を得るために、この本に手を伸ばしたのよ。

思っていた以上に欲まみれだ…。
でも、ガツガツいくのって、会社じゃけっこう嫌われちゃうんじゃない?

私のことを思って、率直にご指摘いただいたことは感謝するわ。
でも、自分の経験談や気の利いた言葉ではなく、数字で「ファクト」を示してほしいわね。
動かしようのない事実のこと。事実の最たるものは「数字」です。数字は誰も動かしようがなく、否定もしようがありません。ですから、数字でものを言うのが、いちばん効果的です。
引用:大石哲之. コンサル一年目が学ぶこと (Japanese Edition) (Kindle の位置No.235-238). Kindle 版.

数字とかはないなぁ。
ぼくの意見だもの。

世界共通言語は、論理と数字よ。
論理があれば、議論はできるし、数字で示せば、どこの国の人間とも渡り合えるわ。

本からの引用だってわかってるのに、ろうどうしゃちゃんがかっこよく見える…。

(照れ)

でも、どうして急に意識高くなったの?
前まで仕事中でもスマホばかりいじってたのに。

それはね…
賢く見られたいなって思ったからよ。

思ってたより、浅ましい理由だった。

なんとでもいうがいいわ。私は生まれ変わったのよ。
それより、プレゼンに使う資料はできたの?

一応ね。ぼくも「究極の伝え方」を意識して資料作成をしてみたよ。
究極の伝え方とは
徹底的に相手の土俵に合わせて伝えること。相手の言葉、考え方、伝え方のクセを研究し、それに合わせて伝える。文書は、相手の用いるフォーマットに合わせて、作成する。
相手に理解されて、はじめて「伝わる」。
そのためには、相手の言葉遣いや考え方までも理解して真似る姿勢が必要な時もあるのです。
引用:大石哲之. コンサル一年目が学ぶこと (Japanese Edition) (Kindle の位置No.487). Kindle 版.

よろしい。ビジネスというのは、突き詰めると、相手の期待を常に越え続けて行くことにほかならないわ。顧客や消費者の期待を超え続けて行くこと。上司の期待を越え続けていくこと。
ろうどうしゃくんも、ビジネスの基本がわかってきたみたいね。

意識が高いのは…ろうどうしゃちゃんだけじゃないんだぜ?

これぞ同志ね。
さぁ、気合入れてプレゼンに行きましょう!

うん!
ー会議終了後ー

いや〜
ろうどうしゃちゃん、すごい発言してたね。

「会議で発言しない人の価値はゼロ」
これがコンサルティング会社の価値観よ。
お金が発生している以上、しっかり貢献していかなくちゃね。

(コンサル会社に勤めたことなんかないのに、よくもまぁこんなこと言えるなぁ)
まぁ、偉いよね。自分の考えをしっかり持って発言して。

当たり前よ。正解か不正解なんかどうでもいいの。
大切なのは、自分の考えをもってガンガンいくことね。
正解にこだわらず、考え続ける
考えは、間違っていても良いのです。そもそも、間違っていることに気づいたり、他人と考えが違ったりすることを認識するために、考えをもつのですから。
正解を覚える必要はありません。常に自分の考えをもって情報に接して、どんどん考えを深めていってください。
引用:大石哲之. コンサル一年目が学ぶこと (Japanese Edition) (Kindle の位置No.1149). Kindle 版.

ぼくは他人の意見に流されがちだから、参考になるなぁ。
だけど、ろうどうしゃちゃんが言ってることは、自分の考えじゃなくて、大半が「本の受け売り」なんだけどね。

キーッ

ごめんごめん、もう言わないよ。

わかればよろしい。
それじゃあ、仕事に戻りましょ!

うん!
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まとめ

ろうどうしゃちゃ〜ん。
あれ?
顔色悪いけど、大丈夫?

うん。
仮説検証のサイクルを高速で回しすぎて、上から尋常じゃない量の仕事を投げられてるの…。

それはひどいね。
ぼくの3倍は働いてるじゃん。

正直、早く家に帰ってモンハンをやりたいわ…

気持ちわかるよ。
わかった、ぼくも手伝ってあげる。

え、悪いからいいわよ。
私が張り切りすぎただけなんだから。

責任感強すぎじゃない?

仕事に対するコミットメントとは、「約束したことを必ずやり遂げてくること」なの。
そして約束した以上のものを持っていく。それが信用につながり、次のチャンスを広げるのよ…。

でも、このままじゃ体壊しちゃうから、手伝うよ。
本にはチームワークのことも書いてあったしね。
チームワークとは
それぞれにしかできない役割をそれぞれが担って、チーム全体の勝利に向かって走ることです。
大石哲之. コンサル一年目が学ぶこと (Japanese Edition) (Kindle の位置No.2262). Kindle 版.

ろうどうしゃくん…(ポロポロ)

早く仕事終わらせて、帰ってモンハンやろ!

うん、ありがとう!